2011年7月11日月曜日

大崎のデリシャストマト

先月仙台に行った折、宮城県大崎市鹿島台地方に、デリシャス・トマトという美味しいトマトがあると耳にしました。戴いたパンフレットを見ると、完熟生ものは勿論、ジュースやジャム、ソース、ケチャップなどの加工品も豊富で、実に旨そう。
 
そこで早速、大崎市役所に斡旋をお願いして、生産農家のひとつ、デリシャスファーム社<http://delicious-farm.com/ >から生のトマトと丸しぼりジュースを送っていただき、プロの調理人のところに持ち込みました。
持ち込んだ先は、今年2月西麻布に開店したフランス料理店「Les Des」<http://les-des.com/ >
料理したのは板垣シェフ、サーブしたのはソムリエの野口さん。(このお二人は、麻布十番にあるイタリア料理店・アザブハウス/AZABU HAUS開店時の協力メンバーです。)






さて、トマトの実物とデリシャスとまと丸しぼりの現物。青いまま送られてきて、5日後にこんな色に熟しました。食べてみたら、果肉はしっかりして、皮がちょっとかたい感じ。
 
デリシャストマト丸しぼりは、自然な甘みのあるとても濃厚なジュースですが 喉ごしはすっきり。色んな飲み方ができると思いますが、レッドアイ(ビールで割ったもの、湯上りに最高!)がこの季節には合いますね。シャンパンでも割って見ましたがちょっとイマイチ・・・。もちろんブラッデイ・メアリーっという定番もあります。(今、都内某カフェで、かき氷とシャーベットを密かに計画しています。完成したら、報告します)
 
いよいよデリシャストマトの出番ですが 素材が分かり易いブルスケッタから始めました。高知産のように甘過ぎという事もなく、酸味も強くなく上品な自然の味でした。









トマトとモッツアレラのバルサミコ風味です。トマトの味が控えめでチーズを際立たせ、きりりと冷やした白ワインにとても合いました。
  









次なるは冷製パスタ。そら豆と組み合わせ、夏の雰囲気がたっぷり。冷えた白ワインが更にすすみます。
  









最後はイタリアンの定番、トマト味の温パスタ。このトマトはあまりくせもなくやさしい味なので、その時にあわせて色々な味つけ、風味つけができそうです。








 最後に、板垣シェフのコメント:「甘みがしっかりしていて、良いトマト」が第一印象です。私個人の好みとしては、もう少し酸味が欲しいですね。というのは、料理の流れの中で同じ食材を何度もお出しすることはあまりありませんので、トマト1個あるいは半個分で「アーおいしかった」と思えるくらいのインパクトを出すためには、酸味があると甘みも増幅され、余韻も残ります。それと、苗木で完熟したものが欲しいですね。青いのを数日追熟させて食べましたが、やはり木で熟したものの方がおいしいと思います。